「故人が愛した海へ還してあげたい」
「お墓のことで、子どもたちに負担をかけたくない」
「最期は美しい自然の中で眠りたい」
近年、こうした想いを背景に、新たな供養のカタチとして海洋散骨を選ぶ方が増えています。しかし、いざ「海に遺骨を散骨するにはどうすればいいのだろう?」と考えたとき、様々な疑問が浮かぶのではないでしょうか。
- 費用は一体いくらかかるの?
- 法律的に問題はない?許可は必要?
- 具体的にどんな手続きや方法があるの?
- 初めてのことで、何から始めればいいか分からない…
この記事は、海洋散骨オーシャンズが長年の経験と知識をもとに、皆様の不安や疑問を解消するために執筆した完全ガイドです。
この記事を最後までお読みいただければ、海洋散骨に関する基礎知識から具体的な費用、法律やマナー、信頼できる業者選びまで、すべてをご理解いただけます。
大切な故人様を最高の形で送り出すため、そしてご家族が心から納得できる供養にするために、どうぞ最後までお付き合いください。
【お急ぎの方・まずは相談したい方へ】
海洋散骨オーシャンズでは、お客様一人ひとりのお悩みやご希望に寄り添い、最適なプランをご提案いたします。
海洋散骨とは?故人の遺骨を海に還す新しい供養
海洋散骨とは、ご遺骨をパウダー状に粉末化(粉骨)し、海へ撒いて供養する自然葬のひとつです。
海洋散骨は「永代供養」の一種ですが、従来のお墓を持つ必要がなく、海そのものが故人のお墓となる、新たな供養の選択肢として注目されています。
特定の宗教や宗派にとらわれず、故人様やご遺族の想いを尊重した自由なお見送りができることが、海洋散骨の大きな魅力です。現代のライフスタイルに合った新しいお墓の形と言えるでしょう。

海洋散骨の費用相場は?3種類のプランを徹底比較
次に、海洋散骨にかかる具体的な費用について見ていきましょう。
海洋散骨の料金は、主に3つのプラン(種類)によって大きく異なります。
それぞれの特徴や内容を理解し、ご希望やご予算に合わせて、最適なプランを選ぶことが大切です。
① 貸切散骨(個別チャータープラン)

費用相場 | 20万円~40万円程度 |
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内容と特徴 | ご家族や親しい方のみで、船を貸し切って行う海洋散骨プランです。 出航日時や散骨場所などを自由に決められるほか、お好きな音楽を流すなど、プライベートな空間でゆっくりと大切な故人様とのお別れの時間を過ごせます。 |
こんな方におすすめ |
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② 合同散骨
費用相場 | 10万円~20万円程度 |
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内容と特徴 | 複数のご家族が同じ船に乗り合わせて散骨するプランです。 船のチャーター費用を参加者同士で分担できるため、個別貸切よりも値段を抑えて乗船できます。 |
こんな方におすすめ |
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③ 代理散骨(委託散骨)

費用相場 | 3万円~10万円程度 |
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内容と特徴 | ご遺族に代わり、専門業者のスタッフが責任を持って海洋散骨を行うプランです。ご遺族の乗船はできませんが、出航時に桟橋などから船のお見送りが可能な場合もあります。 散骨の様子は写真とともに「散骨証明書」にまとめられ、後日郵送されます。 |
こんな方におすすめ |
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【注意!】料金に含まれる内容を必ず確認しましょう
散骨業者によって、基本料金に含まれるサービスの範囲は異なります。
提示された料金に「何が含まれていて、何が含まれていないのか」を、事前にしっかり確認することがとても重要です。
特に注意したいのは、以下のような項目です。
- 粉骨(ふんこつ)費用が別料金
- 土日祝日の出航に追加料金がかかる
- 乗船人数の追加で費用が加算される
- 遺骨の郵送を希望する場合、専用郵送セットの費用や往復の送料が別途かかる
こうした費用が後から加算される場合も多いため、見積もりを取る際は「総額でいくらになるか」「追加料金の有無」を必ず確認しましょう。あとから予想外の出費が発生しないよう、事前の確認が安心につながります。
海洋散骨オーシャンズの料金例(税込)
- 代理散骨プラン(委託散骨):
27,500円/1柱(2柱目以降半額割引) - 個別散骨プラン(貸切チャーター):
231,000円/最大12名様まで追加料金不要- 平塚出航の場合:
165,000円/最大8名様まで追加料金不要
- 平塚出航の場合:
【まずは料金プランを詳しく知りたい方へ】
海洋散骨オーシャンズの全プランの詳細な料金、含まれるサービス内容、オプションなどを分かりやすくまとめた資料を無料でご用意しております。さらに、見積書の作成・出航可能日の確認・ご対面でのご相談もすべて無料で承っております。
無理な勧誘は一切ございませんので、どうぞお気軽にご利用ください。
海洋散骨を選ぶ人が増えている5つの理由
近年、海洋散骨が注目されている背景には、社会やライフスタイルの変化があります。
では、なぜ今、海洋散骨を選ぶ人が増えているのでしょうか。

- お墓の後継者がいない:
少子高齢化や核家族化が進む中、お墓を代々継承していくことはますます難しくなっています。海洋散骨は海がお墓となるため、後継者の心配がありません。 - 子供に負担をかけたくない:
お墓の建立や維持管理には、費用と手間がかかります。そうした負担を次の世代に残したくないという想いから、海洋散骨を選ばれる方が増えています。 - 経済的な理由:
新しくお墓を建てるには、200万円以上の費用がかかることも珍しくありません。一方、海洋散骨は従来のお墓に比べて費用を大幅に抑えられることが多く、経済的な負担を軽減したい方にも選ばれています。 - 多様な価値観:
宗教や伝統的な形式にとらわれず、故人やご遺族の想いを大切にした自由な供養を望む方が増えており、そうしたニーズの高まりから海洋散骨が注目されています。 - 故人の遺志:
「大好きな海で眠りたい」「最期は雄大な自然に還りたい」といった故人様の生前の強いご希望を叶えられることは、海洋散骨ならではの大きな魅力です。大切な方の最期の願いを実現しようとするご遺族の想いこそが、何よりの供養となり、心の区切りにもつながります。
こうした背景から、海洋散骨は、現代の私たちにとって、想いの込もった温かみのある供養のかたちとして選ばれています。
海に散骨するのは違法?法律と守るべきルール

多くの方が最初に心配されるのが、「海に遺骨をまいても法律的に問題はないのか?」という点です。結論から申し上げますと、適切な手順とマナーを守って行えば、海洋散骨は違法ではありません。
現在、日本には海洋散骨そのものを直接的に規制する法律はありません。遺骨の取り扱いについては「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」が定められていますが、これは墓地への埋葬や火葬などを対象としており、散骨については想定されていません。
【散骨に対する日本国の見解】
法務省は1991年、散骨について「葬送の一つとして節度をもって行われる限り、遺骨遺棄罪には当たらない」との見解を非公式に示したとされています。また、厚生労働省は「散骨に関するガイドライン」(2021年公表)において、関係者の理解を得た上で節度を保って行うことが望ましいとしています。
この「節度」こそが、故人様を尊厳をもってお見送りするための、重要なポイントです。
たとえば、供養の気持ちがないまま、遺骨をゴミのように捨てた場合には、「遺体遺棄罪(刑法第190条)」に問われる可能性があります。
だからこそ、海洋散骨を行う際には、ルールとマナーを守り、心を込めて丁寧にお見送りすることが何より重要です。
安心して散骨を行うためにも、次の2つの基本ルールは必ず守りましょう。
- ご遺骨は必ず「粉骨」する
火葬後のお骨の形のまま海に撒くことは、法律上問題とされるおそれがあります。ご遺骨とわからない状態にするため、2mm以下のパウダー状に砕く「粉骨(ふんこつ)」という工程が必要です。ご自身で行うのは精神的・物理的に負担が大きいため、専門業者に依頼することが一般的です。
- 散骨する「場所」に配慮する
海に散骨する際は、自然環境や地域住民への配慮が欠かせません。具体的には、以下のような場所は避けなければなりません。
- 海水浴場や観光地、航路の近く
- 漁場や養殖場などの漁業関係エリア
- 陸地から近すぎる場所
一般的には、陸地から1海里(約1.85km)以上離れた沖合で、地域社会に影響を与えない場所を選ぶのがマナーです。
また、散骨に関する独自の条例を設けている自治体もあるため、信頼できる散骨業者はそれらのルールや海域をよく理解し、適切な散骨ポイントへと案内してくれます。
海洋散骨までの具体的な流れ
「散骨のやり方が分からない…」という方もご安心ください。信頼できる海洋散骨業者に依頼すれば、ほとんどの工程を丁寧にサポートしてくれます。ここでは、お申し込みから散骨当日までの一般的な流れをご紹介します。
散骨業者への問い合わせ・相談
まずは気になる散骨業者に連絡し、資料請求や無料相談をしてみましょう。
散骨場所や出航日時のご希望、故人様やご家族の意向、不安な点などを率直に伝えることが大切です。
専門のスタッフが、ご希望やご予算にあった最適な散骨プランを提案してくれます。
契約・ご遺骨の預け入れ
散骨プラン内容と見積もりに納得したら、契約手続きに進みます。
この際、「火葬許可証(または埋葬許可証、改葬許可証)」のコピーが必要になることが一般的です。
その後、ご遺骨は以下のいずれかの方法で業者に預け入れます。
- ご来社によるお持ち込み
- 郵送対応(専用の発送キット)
- 業者による引き取りサービス(訪問預かり)
ご遺骨の粉骨
お預かりしたご遺骨は、専門のスタッフが心を込めて丁寧に粉骨処理を行います。
乾燥や異物除去などを行い、2mm以下のパウダー状にした後、水溶性の袋に納められます。
散骨セレモニー当日
- 集合・乗船
指定のマリーナや桟橋に集合し、スタッフの案内で安全に乗船します。
※なお、乗船しない「代行散骨(代理散骨)プラン」の場合でも、希望される方は桟橋から船を見送ることができる場合もあります。 - 散骨ポイントへ移動
船はゆっくりと沖合の散骨ポイントへ向かいます。
船内では、故人様がお好きだった音楽を流したりしながら、自由な雰囲気で最期の時間をお過ごしいただけます。 - 散骨式
散骨ポイントに到着後、セレモニーを開始します。
ご遺族の手で、粉骨されたご遺骨をゆっくりと海へお還しし、献花や献酒などを海へ手向けます。
最後に全員で黙祷を捧げ、故人様の安らかな眠りをお祈りします。 - 周遊・帰港
散骨を行ったポイントを船でゆっくりと旋回しながらお別れを告げた後、港へと戻ります。
【出航前日のご確認事項】
散骨セレモニーの前日には、天候や海の状況を踏まえた「出航可否の最終確認」が行われます。
荒天や高波が予想される場合は、安全を最優先に日程を延期させていただくこともあります。ご予定には余裕を持ち、変更の可能性も含めてご計画ください。
散骨証明書の発行
後日、散骨日時や場所(緯度・経度)が記載された「散骨証明書」が発行されます。
この証明書があることで、故人様が眠る海域を明確に記録でき、後日メモリアルクルーズ(法要クルーズ)として同じ場所を再訪することも可能です。
海洋散骨当日のマナーと注意点
海洋散骨の出航当日に大切にしたいのは、故人様への想いと、その海域に関わるすべての方々への配慮です。
心穏やかにお見送りをするためにも、以下のようなマナーを守って散骨を行いましょう。
服装
海洋散骨では、公共の桟橋を利用するため、喪服ではなく平服(普段着)での参加が基本です。
喪服は「お葬式」という印象を強く与えてしまい、周囲の方々に過度な心配や誤解を与えるおそれがあるため、避けるのがマナーとされています。
また、船上は滑りやすくなることがあるため、スニーカーなど滑りにくく歩きやすい靴をお選びください。

副葬品
故人様へのお供えとして一緒に海に流す副葬品は、自然に還る素材に限ることが大切です。
例えば、花束はラッピングを外して花びらだけにし、お酒などの飲料は少量にとどめましょう。お手紙を添える場合は、水溶性の紙を使うのが望ましいです。
環境に悪影響を与える金属・プラスチック・ビニール類は絶対に撒かないようにしてください。海に還るご供養だからこそ、環境への配慮も供養の一部です。

安全と周囲への配慮
海洋散骨では、故人様とのお別れの時間を心から大切にすることが何より大切です。
形式にとらわれすぎず、故人様の人柄やご家族の想いを尊重した、自由で心のこもったお見送りが望まれます。
一方で、散骨は自然の中で行うご供養であるため、安全や周囲への思いやりある配慮も必要です。たとえば、天候や海の状況によっては出航を延期させていただく場合があります。また、漁船や定置網の配置状況によっては、ご希望のポイントから少し離れた場所をご案内することもございます。
さらに、船上では風や波の変化に応じた対応が求められるため、安心してお過ごしいただくためにも、船長やスタッフの案内に沿って行動いただくことが大切です。

こうした配慮を大切にすることで、故人様にとってもご家族にとっても、温かく心に残るお見送りのひとときとなることでしょう。
後悔しないための「散骨業者選び」7つのポイント
海洋散骨の満足度は、どの業者に依頼するかによって大きく変わってきます。
大切なご遺骨を預け、故人様との最期のお別れを任せるのですから、心から信頼できる散骨業者を慎重に選ぶことが何より大切です。
ここでは、後悔しないための「7つのチェックリスト」をご紹介します。
業者を比較・検討する際の参考として、ぜひご活用ください。
-
料金が分かりやすく明記されているかを必ず確認しましょう。
散骨プランに含まれるサービス内容のほか、「粉骨費用」「土日祝日の乗船」「追加人数の乗船」「遺骨の洗浄や乾燥料」などが別料金になっていないかも要チェックです。
あとから追加費用が発生しないよう、総額を事前に提示してくれる散骨業者を選ぶことが大切です。 -
会社の所在地が明確で実態があるかを確認しましょう。マンションの一室や個人宅のみの場合は注意が必要です。信頼できる散骨業者は、きちんとした拠点を構えています。
また、実績の多さも重要な判断材料です。公式サイトだけでなく、Googleマップでの所在地や口コミもチェックしましょう。ただし、内容が薄いレビューが不自然に多い場合は、サクラの可能性があるため要注意です。写真付きの事例や、具体的な「お客様の声」がある業者は安心です。 -
「海洋散骨は初めて」という方にとって、不安や疑問はつきものです。
そんなとき、電話やメールでの問い合わせに親身に、そして丁寧に対応してくれるかどうかは、とても重要な判断材料です。言葉遣いや受け答えの姿勢から、その会社の考え方や誠実さが伝わってきます。
「この人になら安心して任せられる」と感じられるかどうか、ぜひ確認してみましょう。 -
「いつでも・どこでも希望通りに散骨できますよ」と安易に案内する散骨業者には注意が必要です。
信頼できる業者は、厚生労働省の「散骨に関するガイドライン」を遵守し、環境や地域社会への配慮も忘れません。
適切な場所の選定やマナーを守る姿勢は、故人様への敬意とともに、周囲への思いやりの表れです。 -
故人様が眠る場所を示す「散骨証明書」は、大切な記録です。
緯度・経度が記載された証明書を発行してくれるか、事前に確認しておきましょう。厚生労働省のガイドラインでも「散骨証明書を作成し、利用者に交付すること」と明記されています。
なお、証明書がオプション扱いの業者には注意が必要です。 -
使用する船が国の定期検査を受けているか、保険には加入しているかなど、安全面への取り組みは見逃せないポイントです。
また、出航の可否を判断する明確な基準があるかどうか、そして「天候や海況に絶対はない」という前提を理解し、起こり得るリスクやルールについて事前にしっかり説明してくれるかも大切です。
ご家族が安全に、そして安心して乗船できるよう、安全管理と事前の情報提供の両面から信頼できる散骨業者かどうかを見極めましょう。 -
「費用は抑えたい」「想い出のある場所・日時に散骨したい」など、ご家族の想いは様々です。
そうした要望を丁寧にヒアリングし、現実的で誠実な提案をしてくれる業者を選びましょう。
予算を抑える工夫や、プランごとのメリット・デメリットを隠さず説明し、最適な供養の形を一緒に考えてくれる業者は信頼できます。
海洋散骨に関する「よくある質問(FAQ)」
海洋散骨をご検討中の方からよく寄せられるご質問に、専門家の視点からお答えします。
海に散骨すると、「手を合わせる対象がなくなってしまうのでは…」と不安に思われる方も少なくありません。
ですがご安心ください。
海洋散骨では、特定の墓石はなくても、海そのものが故人様のお墓となります。海に足を運べば、いつでも心を込めて手を合わせることができます。
たとえば、散骨した海域に面した浜辺から手を合わせたり、命日や記念日に「メモリアルクルーズ(法要クルーズ)」で海を再訪することもできます。
また、ミニ骨壺などに少量のご遺骨を分骨し、ご自宅で手元供養される方もいらっしゃいます。
海洋散骨の最大の魅力は、故人様やご遺族様のお気持ちを第一に、形式にとらわれず自由なかたちで供養ができることです。
はい、ご遺骨の一部をお手元に残す「手元供養」という方法があります。
たとえば、ミニ骨壺や遺骨ペンダントなどに、ご遺骨の一部を分骨して、いつでも故人様を身近に感じていたいという想いを大切にする方も多くいらっしゃいます。
海洋散骨と手元供養を組み合わせることで、「自然に還す」想いと「そばに感じたい」気持ちを両立することができます。
海洋散骨は、まだ一般的とは言いきれない新しい供養のかたちです。
そのため、ご親族の中には戸惑いや不安を感じる方がいらっしゃるかもしれません。
大切なのは、なぜ海洋散骨を選びたいと思っているのか、故人様の最期のご希望や、ご自身の想いを、できるだけ丁寧に伝えることです。
言葉だけでなく、散骨に関するパンフレットや資料などを一緒に見ながら話すと、具体的なイメージが伝わりやすくなります。
事前にしっかりと話し合い、ご親族の理解と同意を得ておくことが、後々のトラブルを防ぐうえでもとても大切です。
海洋散骨を行う時期に、決まりはありません。
四十九日や一周忌、故人の誕生日や記念日・命日・、またご家族の気持ちに区切りがついたタイミングなど、心の整理がついた「その時」が最もふさわしい時期でしょう。
気候の面では、春〜夏(3月~8月)が人気シーズンですが、梅雨や台風、南西風の影響で天候が安定しないことも多いため、延期の可能性は覚悟したほうがよいでしょう。
一方で、秋〜冬(9月〜翌2月)は、空気や海が澄んで景色が美しいうえに、天候も比較的安定しているため、おすすめのシーズンです。
はい、可能です。
墓じまいをされた後のご遺骨の改葬先として、海洋散骨を選ばれる方が非常に増えています。
なお、お墓から取り出したご遺骨の場合、粉骨前の洗浄や乾燥に別途料金が発生する業者もありますので、費用については事前に確認しておくと安心です。
法律上、個人での散骨が直接禁止されているわけではありません。
しかし、ご遺骨を2mm以下のパウダー状にする「粉骨」や、自治体の条例や漁業権に配慮した散骨場所の選定など、守るべきルールやマナーが求められます。
こうした基準を知らずに実施してしまうと、思わぬトラブルに発展するおそれがありますので、故人様を尊厳をもってお見送りするためにも、専門知識を持つ業者に依頼するか、事前に相談することを強くおすすめします。
まとめ:故人を想う、新しい供養のかたち「海洋散骨」という選択
この記事では、海洋散骨の基礎知識から費用感、法律やマナー、具体的な流れ、そして信頼できる業者選びのポイントまでを幅広くご紹介しました。
海洋散骨は、単に費用を抑えるためだけの選択肢ではありません。
少子高齢化でお墓の継承に悩むご家族の負担を軽減し、故人様の「自然に還りたい」という願いを叶える自由な供養のかたちです。
母なる海へと還り、波の音や風の匂い、空の青さと一体になる。それは、故人様にとっても、のこされたご家族にとっても、心安らぐ新しい旅立ちのセレモニーとなるでしょう。
「海に散骨する」という選択が、あなたと大切な故人様にとって、
かけがえのない温かな思い出となりますよう、海洋散骨オーシャンズは全力でサポートさせていただきます。
「もっと詳しく知りたい」
「自分の場合はどうなるのか相談したい」
もし少しでもご不明な点や、ご希望などがございましたら、是非お気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが、故人様とご親族様のお気持ちに寄り添いながら最適なプランをご提案いたします。無理な勧誘・しつこい営業は一切ございませんので、ご安心ください。
大切な人への最後の贈り物を、心を込めてお手伝いさせていただきます。